ツブ貝・バイ貝

コリコリとした食感のツブ貝はお寿司のネタでも良く使われていますね。種類もたくさんあり、食べてはいけない部分もありますので注意しなくてはならない部分をあります。ツブ貝の食べ方を教えます。

ツブ貝・バイ貝とは?

ツブ貝とは、食べることができる巻貝の一部の貝の通称名になります。なので、ツブ貝という名前の貝は存在しないことになります。一般的に市場で売られているものほとんどはエゾバイ科の種類になります。ツブという言葉には基準がなく、同じツブ貝で地方によってはぜんぜん違う呼び名だったりもします。また、淡水に棲む「タニシ」も田んぼにいるツブということで「田ツブ」や「ツブ」と呼ぶこともあります。

ツブ貝・バイ貝の種類と仲間は?

エゾバイ

別名はイソツブとも呼ばれる貝で、寒い地方に分布している種類で、貝殻の大きさは5cmくらいで、とても貝殻が硬いです。

ヒモマキバイ

殻の表面にヒモを巻きつけたような模様があることから、この名前がついた貝です。北海道から東北の寒い地方の海に生息しています。この種類は「灯台ツブ」と呼ばれるものです。

エゾボラ

北海道の北側に生息する貝で、ツブ貝と呼ばれるものの中で大型になり20cmを超えるものもあります。この種類は「マツブ」として流通しています。

バイ

日本の各地に生息する貝です。バイと呼ばれる仲間はエッチュウバイ・ツバイ・ウスロイバイなどがあります。貝殻は身ともに固めですが味はとても良いです。

ツブ貝・バイ貝の栄養は?

ツブ貝などの巻貝には、たんぱく質・脂質・カリウム・亜鉛・ビタミンB12などが含まれています。その他にはタウリン・ベタインなどが含まれています。

タウリン

タウリンは貝類に多く含まれる物質で、コレステロールや血圧を抑える作用があります。肝臓の働きも助け、疲労回復にも役立ちます。

ベタイン

肝機能の働きを良くして、脂質をエネルギーとして代謝を活発にしてコレステロールの低下を促します。

ツブ貝の選び方は?

貝殻からむいた物を選ぶ場合は、身から汁が出ていなくて、ヌルヌルしていないものを選びます。また貝殻つきのものを選ぶ場合はフタがきちんとしまっているものが新鮮なものです。

ツブ貝のむき方は?

ツブ貝やバイ貝はコリコリした食感でおいしいのですが、身の中には通称「アブラ」と呼ばれるテトラミンがあります。その部分を取り除いておいしいツブ貝料理を食べましょう。

ツブ貝のむき方

  1. ツブ貝をむくには、身を取り出すためにアイスピックと手をケガしないために軍手などが必要になります。まず、ツブの貝殻の口の部分から下側に向けてアイスピックを差し込みます。
  2. ツブ貝本体は、らせん状になっていますので、貝殻から身を外すようにアイスピックまわします。
  3. ツブ貝のワタは貝殻の中で渦巻き状になっていますので、先にあけておいた穴から差込、ワタを切ってください。貝殻から身が外れたら、アイスピックで刺し、身を中から取り出してください。
  4. 取り出した身は、ワタの部分は食べられませんので包丁で切ってください。食べられる身の中にはアブラ(唾液腺)がありますので、その部分は取り除いてください。
  5. アブラを取り出したら塩もみして、水で洗い流してください。


コラム(テトラミンって知っていますか?)

ツブ貝やバイ貝にはテトラミンとスルガトキシンいう物質があり、それが原因で食虫毒を起こすことがあります!命にかかわるものではありませんが、症状は車に酔った感じになったり、視力低下・吐き気などが起こります。父が誤ってテトラミンを口にした時は酔ったような状態になり立っていることができなくなってしまいました。私の住んでいる地方では通称名の「ツブのアブラ」と呼んでいました、幼いながらにツブ貝やバイ貝に含まれるアブラは怖いなと感じる一瞬でした。

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